感謝祈願詞(みやびのことば)

  • 感謝祈願詞は王仁三郎のオリジナルの祝詞です。
  • 感謝」と「祈願」の二つの部分に分かれています。(注:現在、宗教法人大本で用いている感謝祈願詞は「感謝」の部分を大幅に削除して、「感謝」と「祈願」を一つに合わせています)
  • 下に掲載した感謝祈願詞は、霊界物語第60巻第16章に掲載されているものをもとに作成しました。
  • プリントできるようにPDF(縦書き)にしたものもあります。ダウンロードはこちらからどうぞ。
  • 集団で唱和するときは、最初は先達(せんだつ)が一人で、『から全員で唱和します。
 

感謝祈願詞

感謝

至大天球(たかあまはら)の主宰(つかさ)に在坐(ましまし)て。『一霊四魂(ひと)、八力(ふた)、三元(み)、世(よ)、出(いつ)、燃(むゆ)、地成(なな)、弥(や)、凝(ここの)、足(たり)、諸(もも)、血(ち)、夜出(よろづ)の大元霊(もとつみたま)、天之御中主大神(あめのみなかぬしのおほかみ)、霊系祖神高皇産霊大神(たかみむすびのおほかみ)。体系祖神神皇産霊大神(かむみむすびのおほかみ)の大稜威(おほみいづ)を以(もつ)て、無限絶対無始無終(かきはにときは)に天地万有(よろづのもの)を創造(つくり)(たま)ひ。神人(おほみたから)をしてかかる至真至美至善之神国(うるはしきみくに)に安住(すまは)せ玉(たま)はむがために、太陽(ひ)太陰(つき)大地(くぬち)を造り、各自々々(おのもおのも)至粋至醇之魂力体(きよきみたま)を賦与(さづけ)玉ひ。また八百万天使(やほよろづのかみ)を生成(うみなし)(たま)ひて万物(すべて)を愛護(まもり)給ふ、その広大無辺(ひろきあつき)大恩恵(おほみめぐみ)を尊(たふと)み敬(ゐやま)ひ恐(かしこ)み恐みも白(まを)す。
掛巻(かけまく)も畏(かしこ)き『大地上(あしはら)の国を知召(しろしめ)します、言霊(ことたま)の天照国(あまてるくに)は。千代(ちよ)万代(よろづよ)に動く事(こと)(な)く変(かは)る事無く。修理固成(つくりかためなし)給ひし、皇大神(すめおほかみ)の敷坐(しきま)す島の八十島(やそしま)は。天(あめ)の壁立(かべたつ)(きは)み国の退立(そぎたつ)(かぎ)り。青雲(あをくも)の棚引(たなびく)(きは)み、白雲(しらくも)の堕居(おりゐ)向伏(むかふす)限り、伊照(いてり)(とほ)らす大稜威(おほみいづ)は、日(ひ)の大御守(おほみまもり)と嬉(うれ)しみ尊(たふと)み。常夜(とこよ)(て)る天伝(あまつた)ふ月夜見神(つきよみのかみ)の神光(みひかり)は、夜(よる)の守(まもり)と青人草(あをひとぐさ)を恵み撫(な)で愛(いつく)しみ賜(たま)ひ。殊更(ことさら)に厳(いづ)の御魂(みたま)天勝国勝(あまかつくにかつ)国之大祖(くにのおほみおや)国常立尊(くにとこたちのみこと)は、天地初発之時(あめつちなりいでしとき)より独神成坐而隠身(すになりましてすみきり)賜ひ。玉留魂(たまつめむすび)の霊徳(みいづ)を以(もつ)て、海月(くらげ)(な)す漂(ただよ)へる国土(くに)を修理固成(つくりかため)て、大地球(くぬち)の水陸(うみくが)を分劃(わか)ち賜ひ。豊雲野尊(とよくもぬのみこと)は足魂(たるむすび)の霊徳(みいづ)を以(もつ)て植物(きくさ)を生出(なりいで)、葦芽彦遅尊(あしかびひこぢのみこと)は生魂(いくむすび)の霊徳(みいづ)を以(もつ)て動物(いけもの)を愛育(めでそだ)て。大戸地(おほとのぢ)、大戸辺(おほとのべ)、宇比地根(うひぢね)、須比地根(すひぢね)、生杙(いくぐひ)、角杙(つぬぐひ)、面足(おもたる)、惶根(かしこね)の全力(ちから)を以(もつ)て。万有一切(すべてのもの)に賦(くま)り与(あた)へ、天地(あめつち)の万霊(みたま)をして、惟神(かむながら)の大道(おほぢ)によらしめ賜ひ。神伊邪那岐尊(かむいざなぎのみこと)、神伊邪那美尊(かむいざなみのみこと)は。天津神(あまつかみ)の神勅(みこと)を畏(かしこ)み、天(あま)の瓊矛(ぬほこ)を採持(とりも)ち。豊葦原(とよあしはら)の千五百秋(ちいほあき)の水火国(みづほのくに)を。浦安国(うらやすくに)と、〓怜(うまら)に完全具足(つばら)に修理固成(つくりかためな)し賜ひて。遠近(をちこち)の国の悉々(ことごと)、国魂(くにたま)の神を生(う)み、産土(うぶすな)の神を任(ま)け賜ひて。青人草(あをひとぐさ)を親(した)しく守り賜ふ。その大御恵(おほみめぐみ)を仰(あふ)ぎ敬(ゐやま)ひ喜び奉(まつ)らくと白(まを)す。
現身(うつそみ)の世の習慣(ならひ)として。『枉津神(まがつかみ)の曲事(まがこと)に相交(あひまじ)こり、日(ひ)に夜(よ)に罪悪汚濁(つみけがれ)に沈みて。現界(うつしよ)の制律(みのり)に罪(つみ)せられ。幽界(かくりよ)にては神の政庁(みかど)の御神制(みさだめ)の随々(まにまに)、根(ね)の国(くに)(そこ)の国に堕行(おちゆか)むとする蒼生(あをひとぐさ)の霊魂(みたま)を隣(あはれ)み賜ひて。伊都(いづ)の霊(みたま)、美都(みづ)の霊(みたま)の大神(おほかみ)は。綾(あや)に尊(たふと)き豊葦原(とよあしはら)の瑞穂(みづほ)の国の真秀良場(まほらば)畳並(たたなは)る、青垣山(あをかきやま)(こも)れる下津岩根(したついはね)の高天原(たかあまはら)に、現世(うつつ)幽界(かくりよ)の統治神(すべかみ)として現(あらは)れ給ひ。教親(をしへみおや)の命(みこと)の手により口(くち)によりて、惟神(かむながら)の大本(おほもと)を講(と)き明(あか)し。天(あめ)の下(した)四方(よも)の国を平(たひら)けく安(やすら)けく、豊(ゆた)けく治(をさ)め給はむとして。日毎(ひごと)夜毎(よごと)に漏(もる)る事(こと)(な)く遺(おつ)る事無く。最(いと)懇切(ねもごろ)に百姓万民(おほみたから)を教へ諭(さと)し賜ふ。神直日(かむなほひ)、大直日(おほなほひ)の深き広き限り無き大御恵(おほみめぐみ)を。嬉(うれ)しみ忝(かたじけ)なみ、恐(かしこ)み恐みも称辞(たたへごと)(を)へ奉(まつ)らくと白(まを)す。

祈願

天地初発之時(あめつちなりいでしとき)より。『隠身(すみきり)賜ひし国の太祖(おほみおや)大国常立大神(おほくにとこたちのおほかみ)の御前(みまへ)に白(まを)さく。天(あめ)の下(した)四方(よも)の国に生出(なりいで)し青人草(あをひとぐさ)らの身魂(みたま)に。天津神(あまつかみ)より授(さづ)け給へる直霊魂(なほひのみたま)をして。益々(ますます)光華明彩至善至直(ひかりうるはしき)伊都能売魂(いづのめのみたま)となさしめ賜へ。邂逅(わくらは)に過(あやま)ちて枉津神(まがつかみ)のために汚(けが)し破(やぶ)らるる事なく。四魂五情(たまとこころ)の全(まつた)き活動(はたらき)に由(より)て、大御神(おほみかみ)の天業(みわざ)を仕(つか)へ奉(まつ)るべく。忍耐勉強(よくたへしのび)もつて尊(たふと)き品位(しな)を保(たも)ち、玉の緒(を)の生命(いのち)長く。家門(いへかど)高く富(とみ)栄えて、甘(うま)し天地(あめつち)の花となり光となり。大神(おほかみ)の神子(みこ)たる身の本能(さが)を発(ひら)き揚(あげ)しめ賜へ。仰(あふ)ぎ願(ねが)はくは大御神(おほみかみ)の大御心(おほみこころ)に叶(かな)ひ奉(まつ)りて、身にも心にも罪悪(つみ)汚穢(けがれ)過失(あやまち)(あ)らしめず。天授之至霊(もとつみたま)を守らせ給へ、凡百(すべて)の事業(なりはひ)をなすにも。大御神(おほみかみ)の恩頼(みたまのふゆ)を幸(さきは)へ給ひて、善事(よごと)正行(まさわざ)には荒魂(あらみたま)の勇(いさ)みを振起(ふりおこ)し、倍々(ますます)向進発展(すすみひらき)完成(まつたき)の域(さかひ)に立到(たちいた)らしめ給へ。朝な夕な神祇(かみたち)を敬(ゐやま)ひ。誠の道に違(たが)ふ事(こと)(な)く、天地(あめつち)の御魂(みたま)たる義理責任(つとめ)を全(まつと)うし。普(あまね)く世の人と親しみ交(まじ)こり、人欲(わたくし)のために争(あらそ)ふ事を恥(はぢ)らひ。和魂(にぎみたま)の親(したし)みに由(より)て人々を悪(にく)まず、改言改過(あやまちをくい)悪言暴語(ののしること)無く、善言美詞(みやび)の神嘉言(かむよごと)を以(もつ)て、神人(かみがみ)を和(なご)め。天地(あめつち)に代(かは)るの勲功(いさをし)を堅磐(かきは)に常磐(ときは)に建(た)て。幸魂(さちみたま)の愛(めぐみ)深く。天地(あめつち)の間(うち)に生(いき)とし生(い)ける万物(もの)を損(そこな)ひ破(やぶ)る事無く。生成化育(かむながら)の大道(おほみち)を畏(かしこ)み、奇魂(くしみたま)の智(ひかり)に由(より)て。異端邪説(まがのをしへ)の真理(ことわり)に狂へる事を覚悟(さとる)べく。直日(なほひ)の御霊(みたま)に由(より)て正邪理非直曲(ことのよしあし)を省(かへり)み。以(もつ)て真誠(まこと)の信仰(あななひ)を励み、言霊(ことたま)の助(たすけ)によりて大神(おほかみ)の御心(みこころ)を直覚(さと)り。鎮魂帰神(みたましづめ)の神術(みわざ)に由(より)て村肝(むらきも)の心を練り鍛(きた)へしめ賜ひて。身に触(ふる)る八十(やそ)の汚穢(けがれ)も心に思ふ千々(ちぢ)の迷(まよひ)も。祓(はら)ひに祓(はら)ひ、退(やら)ひに退(やら)ひ、須弥仙(みせん)の神山(みやま)の静(しづ)けきが如く。五十鈴川(わちがは)の流(ながれ)の清きが如く。動く事無く変(かは)る事無く。息長(おきなが)く偉大(たくまし)く在(あ)らしめ賜ひ。世の長人(ながひと)、世の遠人(とほひと)と健全(まめまめ)しく。親子(おやこ)夫婦(めをと)同胞(はらから)朋友(ともがき)相睦(あひむつ)びつつ。天(あめ)の下(した)公共(おほやけ)のため、美(うる)はしき人の鏡(かがみ)として。太(いみ)じき功績(いさを)を顕(あら)はし、天地(すめかみ)の神子(みこ)と生(うま)れ出(いで)たるその本分(つとめ)を尽(つく)さしめ賜へ。総(すべて)の感謝(ゐやひ)と祈願(いのり)は千座(ちくら)の置戸(おきど)を負(おひ)て、玉垣(たまがき)の内津御国(うちつみくに)の秀津間(ほつま)の国の海中(わだなか)の沓嶋(おもと)神嶋(うらと)の無人島(しまじま)に神退(かむやら)ひに退(やら)はれ。天津罪(あまつつみ)、国津罪(くにつつみ)、許々多久(ここたく)の罪科(つみ)を祓(はら)ひ給ひし、現世(うつしよ)幽界(かくりよ)の守神(まもりがみ)なる、国の御太祖(おほみおや)国常立大神(くにとこたちのおほかみ)、豊雲野大神(とよくもぬのおほかみ)。亦(ま)た伊都(いづ)の御魂(みたま)美都(みづ)の御魂の御名(みな)に幸(さちは)へ給ひて聞食(きこしめ)し、相(あひ)宇豆那比(うづなひ)給ひ。夜(よ)の守(まもり)日の守(まもり)に守幸(まもりさきは)へ給へと。鹿児自物(かごじもの)(ひざ)折伏(をりふ)せ宇自物(うじもの)頸根(うなね)突抜(つきぬき)て。恐(かしこ)み恐みも祈願(こひのみ)(まつ)らくと白(まを)す。